漫画・イラスト制作がしたい！

「グラフィックボードについて」

「GeForce GT」や「Radeon X」を選んでみてください。
と言っても、漫画・イラスト制作にはさほど影響は出ないので、
予算を抑えたい場合にはインテルHDグラフィックスを選択するのもアリです！

「メモリについて」

漫画・イラスト制作にはPhotoshopやIllustratorなどのソフトを使用すると思います。
これらの画像編集ソフトは機能が多い分、かなり重くなります。
何十枚ものレイヤーを作業している最中にフリーズしまってデータが消えてしまっては…
考えただけでも恐ろしいです。。（汗）

そうならないためにも、4GB以上のものを選んでおくことをオススメします。

また、4GBのメモリを積むためにはOSの種類を「64bit版」にしておく必要があるんです。
詳しくはこちらのページを読んでみてください！

「OSについて」

漫画・イラスト制作にとってモニタ(ディスプレイ)は重要なポイントです！

パネルの種類は「IPS」を選ぶ

パネルには3つの種類があります。

・TN
・VA
・IPS

「TN」は低コストに生産できるため、多くのモニタで採用されています。
しかし視野角(斜めから見た時に、どのくらいの角度までなら画面が正常に見えるか)が狭いため、
画面の端の方が変色して見えたり、色むらが気になることも。
低価格ですが、カラーイラスト制作の場合には極力避けるべきです。

「VA」は視野角も広く、コントラストも高いのでイラスト制作にも使用できます。

「IPS」も同じく視野角が広く、コントラストが高いパネルです。
色彩表現も豊かで漫画やイラスト制作に最適なので、「IPS」が一番オススメです！

グレア・ノングレアはお好みで

液晶には2つの種類があります。

グレア(光沢)液晶	ノングレア(非光沢)液晶

グレア(光沢)液晶は、画面がツルツルの液晶です。
見た目はとても綺麗で高級感がありますが、周りの物(自分や照明の光)が画面上に移り込みます。
なので、長時間画面を見ていると疲れやすい液晶です。

ノングレア(非光沢)液晶は反対に、画面にツヤ消しを施している液晶です。
比較的疲れにくいので、長時間作業に適しています。
しかしグレア液晶に比べると色の鮮やかさは劣ります。

液晶に関しては個人の好みになってしまうので一概にコレが良い！とは言えないのですが。。
目への影響や見た目の良さなどを総合的に検討してみてください。
ちなみに…グラフィック系のプロ仕様高級モニタは、ほとんどがノングレア液晶です。
一般的にはノングレアがオススメなのかもしれません。

購入後にはキャリブレーションを行う

キャリブレーションとは、モニタの色を正確に表示するために調整することです。
これを行わないと、画面上の色と印刷後の色が大きく違っていることもあります。

簡単に手動で調整を行う方法や、高価な機器を使って本格的に調整を行う方法、
またキャリブレーションセンサーを内蔵したモニタなどもあります。

使用レベルや予算などに合わせて選択してみてください！